この年になって初めて(日本の)政治家で"この人すげー"って思った。

この年ってまあ二十すぎなんですけどね。
自分は政治とか経済とかにめっぽう弱い世間知らずのアホなもんでどの政治家を尊敬する、とかどの派閥に期待してる、とか
そんなもん全く考えたこともなかったんですよ。
「選挙なんて誰に投票しても同じじゃん」みたいな。あるある。(?
で、今日とある若手の衆議院議員の話を聞く機会があったんだけどこの人すごいな、と普通に思ってしまった。
ホントに小さな会で、別に政治活動とかそういうことじゃなくて(もちろん全く違うかというとそんなことは無い訳だけど)ちょっとしたつながり(そのつながりが面白かったりするけどそれはさておき*1で開かれたもので、まあすごいわかりにくいんだけど
簡単に言えば学校にどっかのエライ人が来て人生うんたらかんたら言って帰ってく講演とかの超ミニ版。
その議員の方のICU時代の話しあたりからJICAやらNGOのときの話とか政治家になる事に決めてhoge党から立候補したときの話とか50分という時間があっという間だった。
まだ30代なのに濃い人生だなあ、と。なんかもう途上国がどうとか難民がどうとか自身の経験談からでてくる考え、そして公教育のあり方や非正規雇用やら給付金、さらには党の見解と個人の見解の違いまで話していただいた。いただいた、って別に自分が聞き出したわけじゃないけど。
もちろん、事前に議員の経歴なんかは目を通してたんだけど本人の口から細かく聞くと違うね。政治色を出さない集まりだったってのもあるかもしれない。

次の選挙ではこの議員に入れるわ。投票自体がめんどくて行かないかもだけど。いや、確かにたった一人の話だけでこの人に入れようとか決めちゃうのが危険なことだけどさ。「政治色出さないように、党内の自虐ネタも入れつつ」とか疑ってたら切りがないし、残念ながらそこまで大真面目に向き合える器じゃないし。
結局自分の知った範囲で決めるしかないんだよねー。

ま、この若い議員さんにはがんばって欲しいものですなあ、と偉そうに言ってみたり。政治家ってみんなすごい経歴の持ち主ばっかなのかな・・・とか思ってしまった。んなこたないか。

*1:寮生がバイトでよくいる焼肉屋の常連のせれぶりてぃな方の知り合いに議員の秘書がいて云々、という話だったはず