手術した件

 なんか後頭部に腫瘍ができてる的な事情がありまして、血がどばーっと出たり止まったりしてめんどくさいし髪も洗いにくいのでいい加減病院行ってきた。
病院行くの自体久しぶりで無駄な精神ポイントを消費してしまった。
 で、今日手術した。

14:00

 飯とか2時間前に済ませておいてみたいなことを言われてたので12時ぐらいになか卯でうどん食べた。
が、病院はバスで直ぐなのでかなり暇になってしまった。家に戻るのもアレなのでさっさと現地へ行ってのんびりすることに。
 12:30回ったあたりから予定時間の14時まで病院1Fでぼーっとして過ごす。延々とクレーム入れてる人とかいろんな人がいて普段世の中99%は健康に暮らしてるような感覚で過ごしていることに気付いた。逆に普段から病院に来てる人が街中歩いてたら「世の中って意外と殆どの人が健康に過ごしてるんだな」って思うかもしれないしこの感覚が間違ってるかどうかは知らない。
14時ちょい前ぐらいに院内の指示されてた3Fへ移動。1Fとちがって静か。っていうか眠い。

着替え・・・ない

 名前呼ばれて奥に連れて行かれる。
前回、あの長い手術着的なあれに着替えますんでみたいな説明受けてたのでそのつもりでいたんだけど、自分を連れてってくれた看護師が「患部どこでしたっけ」「ここなんですけど(後頭部のそれっぽいところを指す)」というやり取りをしたら「じゃあその上羽織ってるのだけ脱いでほかは着たままでこっち羽織ってください」みたいなことを言って内心脱がなくていいラッキーとか思った。

うつ伏せ

着替え(羽織っただけ)終わった後、最後に水飲んだのいつ?とか質問されてその一方で別の看護師に血圧とか測られてた。名前と誕生日聞かれたので「いまさらかよ」みたいなノリで「えっ」と言ってしまった。本人確認大変ですね。
担当がメスとる人含め3人とも女性だったので勝手に意外だなとか感じて。あと手術室とか記憶に無さすぎて多少ビビった。
俺が服着たままあの長いの羽織ってたせいで心電図のあれがつけづらそうにしてて「あっすいません」みたいな会話が聞こえた。服の中に手を入れられて付けられてアレゲだった。
やたらと「大丈夫ですかー」と聞かれるものの、うつ伏せで若干喋るのだるい感じなのでそこは面倒だった。

ミスチル

本格的に手術始まる前に部屋にミスチルが流れてきた。3人のうち2人がどっか行った時にまた「大丈夫ですかー」と聞かれたので聞いてみた。
「あの…この音楽なんですか?」
「一応ミスチルです(笑)」
「(うん、それはわかりますようん)えーっと なんで流れてるんですか?」
「これ流すといいんですよー」
「はあ・・・」
心拍数に近いテンポで安定しやすいのかとかリラックス効果があるのかとか適当な理由があると思うことにした。
自分の知らない曲だったのでタイトルは謎。手術終わるまでずっとかかってた気がする。

手術

 ぶっちゃけあんまり覚えてない。麻酔したところになんかやってるなー麻酔すげーみたいなことを思いながら「大丈夫ですかー」
「ヴァー(うつ伏せでタオルに顔を埋めてる)」
「はーい」
みたいなやりとりを何度もしてた気がする。
心電図のあれ剥がすときにやっぱり服の中をごそごそされてアレゲだった。
30分ぐらいで終わって15時前。

おわり

 名前聞かれるところから手術台からミスチルからとにかくいろいろ新鮮で笑いそうになってた。軽い手術とはいえ思考がポジティブだったのはまあネガティブよりはいいことだろう
 髪についた血とか拭いてくれてた気がするんだけど結構残って髪固まってるし後ろから見ると目立つし風呂もシャワーもダメとか言われてなんともしがたい。帰りはフードかぶってハロハロ買って帰った。うめえ。
料金感聞くの忘れてて超高かったらどうしようかと思ったんだけど1万ちょいとられた。たまに名前聞くロキソニンとか出された。
手術はもちろん病院自体が久しぶりすぎたのでいろいろ新鮮だった。楽しかったといってもいい。いやそれってどうなんだ。